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今日から書ける!読むと思わず買ってしまう「売れる文章」の書き方/QUESTフォーミュラ

インターネットやSNSを通じて商品・サービスを売りたいれど、どう文章を書いたらいいのかわからずお困りではありませんか。

こんなお悩み解決します

・商品が売れそうな納得のいく文章が書けない
・商品が売れる文章(=読んだら買いたくなる文章)の書き方が知りたい
・今すぐ売れる文章を書けるようになりたい
・LP(ランディングページ)から申し込みが入らない

今の時代、商品・サービスを販売するためにインターネットやSNSを全く使わないという方はほとんどいらっしゃらないと思います。

ですが、私たはどうしたら文章で商品が売れるのか、学校の国語の授業で習うことはありません。

本記事では学校では教えてくれない、インターネットを使って商品・サービスを売るための文章を書く方法「QUESTフォーミュラ」について解説します!

読み方は「クエスト」ですが、QUESTフォーミュラはゲームではありません。

QUESTフォーミュラとは文章構成の型であり、この構成に沿って商品サービスに関する情報を伝えると、誰でも売れる文章が書けるようになるのです。

売れる文章の正体

売れる文章とは

売れる文章とは、
読み手に「欲しい」「買いたい」「申し込みたい」と思わせ、
具体的に「購入」「申し込み」「登録」といった行動を起こさせることができます。

実は、(商品が)売れる文章には決められた文章構成の型がいくつか存在します。

売れる文章の型は、実績のある専門家が考案しているので、効果はもちろん、実際に巷ではこの型を使って作成された広告があふれかえっています。

もしかすると、みなさんも売れる文章を読んだ結果、購買や問合せなど何か行動を起こした経験があるかもしれません。

 

売れる文章:人が行動してしまう理由

売れる文章の書き方のポイントは、商品のメリットや強みを伝えるのではなく、商品を手に入れたくなるようなベネフィット(利益、恩恵)を伝えることです。

というのも、人は商品を欲しいと思うとき、メリットではなくベネフィットを想像するから欲しいと思うのです。

たとえば、
スーパーでイチゴを買うとき、そのイチゴが実際に甘いかどうかは食べるまでわかりません。

イチゴを購入する人は、そのイチゴを食べれば甘いくて美味しい体験ができると想像して「欲しい」と思い購入するのです。

「欲しい」という購買意欲をかき立てるられたときに人は商品購入という行動を起こします。

売れる文章とは、人の購買意欲をかき立てる文章のことです。

そして売れる文章の型とは、心理の変化をうまく起こして行動させることができる構造になっています。

今回紹介するQUESTフォーミュラも、購買意欲をかきたてることのできる文章の型です。

 

QUESTフォーミュラについて

QUESTフォーミュラは、世界的に有名なコピーライターであるマイケル・フォーティン氏により考案されました。

また、わたしたちが生活の中で見かける、商品を買わせたり申し込みへ誘導する文章のほとんどに利用されています。

 

QUESTフォーミュラとは、5つのステップを経て、人に行動(購入や申し込みなど)させることができる文章の型です。

人の意識の変化に沿って情報を伝えていくため、読んだ人が自然と行動させられてしまう文章構造になっています。

みなさんも、ふと目にとまった広告をみて、「これは私の悩みを解決できる商品だ」と引き込まれてポチっとした経験はございませんか。

商品についてある程度ニーズを感じているユーザーを引き込み、行動させることができるため、インターネットをつかって売り込みたいときにはピッタリです。

 

QUESTとは、5つの構成ステップの頭文字を表します。

  1. Q = Qualify(資格を与える)
  2. U = Understand(理解する)
  3. E = Educate(教育する)
  4. S = Stimulate(刺激する)
  5. T = Transition(変化させる)

と言われても、何を書けばいいのかピンとこないはずです。

次に、各ステップで具体的にどんなことを書けばいいのか解説します。

QUESTフォーミュラで書く5ステップを解説

Q = Qualify(資格を与える)

QUESTの【Q】で書くこと

「あなたの悩みは解決できます」

と提示してあげます。

「あなたの悩みは解決できます」と提示します。

Qでは、ターゲットを絞り込み興味付けを行います。

QUESTフォーミュラの中で最も力を入れるべき要素です。

このステップでターゲットに興味を持ってもらえないと、この先を読んでもらうことはできません。

 

重要なのは、読み手に商品を手に入れこるとで得られるベネフィット(利益、恩恵)を提示し、理想の素晴らしい未来を想像してもらうことです。

よくある間違いは、商品のメリットや凄さを頑張って伝えるということです。

たとえば、ある美容液を販売するとします。
この美容液は、5つの有効成分が特徴で、使うと美白や保湿の効果が期待できます。

このときQで提示することは、
×「この美容液には有効成分が5つ入っています!」
○「夕方の化粧直しが要らなくなる美容液です!」

読み手にしてみれば、美容液の有効成分よりも、その美容液を使ったことで得られベネフィットの方が気になります。

 

Qでは、いかに読み手の欲求を刺激し「気になる」「欲しい」と思わせることが重要です。

やサービスの特徴ばかりに気を取られず、きちんとターゲットの心理状態に寄り添いましょう。

使いすぎ注意!人の心が動く9つの欲求をくすぐるワード選び/GDTの法則申し込みを増やすためには、欲求を刺激するワードを理解することです。人には刺激されると、つい行動してしまう欲求があります。今回はGDTの法則を理解し、身に付けることで、欲求を刺激するワードを選び文を作成することができ、人の心を動かし、行動させられるようになります。...

読み手を行動させるためには欲求をくすぐるワード選びも重要です。
考え方についてはこちらのGDTの法則を説明した記事に詳しく書いてありますので参考にしてください。

U = Understand(理解する)

QUESTの【U】で書くこと

「あなたの悩み、よくわかります」

と提示します。

人は理解してくれる相手に対して、好意を持ってくれるため、信用されやすくなります。

また読み手に対して「自分と同じ悩みだ」=自分のための記事だと認識してもらう狙いがあります。

 

ここでは抽象的な悩みではなく、具体的でリアルな悩みを書くことが大切です。

たとえば「こんなお悩みありませんか?」とユーザーの声や体験談形式で伝えると効果的です。

この時点で読み手には、
『この悩みわかる!わたしも同じ悩みを抱えている。この記事私のこと分かってるな』と思わせ次に『これが本当に解決できるの?』と興味を深めて貰えたら次のステップに入りやすくなります。

E = Educate(教育する)

QUESTの【E】で書くこと

「あなたの悩みを解決できる商品(方法)はこちらです」

と提示します。

Eのステップでは、商品の特徴を具体的に伝えていきます。

読み手の読み手の悩みがその商品によってい解決できる根拠を、具体的にかつデータに基づいて提示することで、より信頼感が増します。

先ほどの美容液でたとえるなら、このEのステップで5つの有効成分について徹底的に解説するのです。

Q→Eとステップを経たからこそ読み手は、
『こんなに凄い成分が入っているなら、たしかにわたしの悩みを解決できそう』
と思い、商品への興味関心が強まってくるのです。

 

S = Stimulate(刺激する)

QUESTの【S】で書くこと

「この商品を手に入れると、こんな素晴らしい未来が手に入ります」

と提示します。

さらにベネフィットを提示して、読み手の購買意欲を高めます。

ここでは、読み手がより具体的に理想の未来をイメージできるよう、実際のユーザーの声を書けるとかなり有効です。

たとえば、
「この美容液を使いだしてから、夜まで化粧直しが不要になりました」
「洗顔後のひりつきがなくなりました」
「ファンデーション変えた?教えて?と言われるようになりました」

 

具体に「わたしもそうなりたい」=商品を手に入れたい、と思ってもらうことが重要です。

 

T = Transition(変化させる)

QUESTの【T】で書くこと

「購入・お申し込みはこちらです」

と行動を促します。

最終ステップTは、Q→U→E→Sで高まった購買欲求を行動に移行させる役割があります。

具体的にどんな行動をすればいいのか、読み手に対して明確に分かりやすく提示してあげましょう。

 

さらにここで、「無料おためし」「初回500円」「数量限定」など欲求を刺激するワードを織り込むことで、より購買欲求をかき立て行動を促すことができきます。

 

以上がQUESTフォーミュラ5ステップの解説でした。

 

QUESTの構成で書かれた文章を読むと、
はじめからその商品が欲しかったわけではなくても、

タイトルや見出しが目にとまり読んでみると(Q)、

自分が持っている悩みにグサリと刺さり(U)、

さらに悩みの解決方法がわかり(E)、

自分が欲しい未来を提示されたことでその未来をつかみたいと思い(S)、

商品を購入(行動)しなければ(T)

と思わせることができます。

 

注意点は、QUESTフォーミュラはまったく悩みと関係ない人には効果がないということです。

そのため、ターゲットの悩みを深堀りし、理解し、寄り添うことを意識してください。

【実例紹介】QUESTフォーミュラで書かれた文章

QUESTフォーミュラに沿って作成された広告をみて、理解を深めましょう。


まずは【Q】でターゲットの悩みを提示し、興味付けをします。
「よみがえれ私の肌バリア」:肌に悩みのある人をターゲットに絞り込む
「日本初」:GDTの法則に則り、欲求をくすぐるワード選び

【U】ターゲットの悩みへ共感します。
具体的に悩みを書き出し、ターゲットに自分のことだと自覚させます。

【E】悩みの解決方法を提示します。

【S】ユーザーの声を使って、理想の未来を提示します。

【T】行動する理由を与え、行動を促します。

参考:https://mizunomori.co.jp/f/lp_bihada

 

まとめ

QUESTフォーミュラとは、人間の心理変化に寄り添い5ステップで情報を伝えることで、人に行動(購入や申し込みなど)させることができる文章の型です。

QUESTフォーミュラについて理解ができると、これまでいかに自分がこの構成の文章や広告に行動させられていたか実感できたのではないでしょうか。

人間の行動心理を理解することはマーケティングにおいても基本的なスキルであり考え方です。

インターネットやSNSを通じて商品サービスを売りたい場合、まずは自己流で商品説明や集客を行うのではなく、QUESTフォーミュラのように実績のある文章の型を使ってみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございましs