Webマーケティング

書けば売れる!セールスライティングの方程式「PASTORフォーミュラ」を解説

セールスライティングのスキルが身につくと、文章だけで商品が売れたり、集客できたり、またYoutubeやSNSでバズることができます。

いまやビジネスをするうえでWebは欠かせず、人を集めたり商品を購入してもらうためには、人を動かす文章力が必要です。

人を動かす文章(セールスライティング)がうまくできなければ、Webビジネスで結果を出すことは難しくなります。

とはいえ、セールスライティングのスキルは伝わりやすい文章であるだけでなく、人間の行動心理など多角的な知識がなければ書くことができません。

しかし!実はセールスライティングには成功する型が方程式のように決まっており、誰でも書くことが可能です。

そこで本記事では、誰でもWebビジネスで結果を出せるように、「PASTOR(パスタ―)フォーミュラ」というセールスライティングの型を解説していきます。

セールスライティングには方程式がある

冒頭でお伝えしたように、セールスライティングには人を動かす文章構成というものが、パターン化されています。

本来、成果がでるセールスライティングを身に付けるためには、伝わりやすい文章を書くスキルや、人間の行動心理を理解した論理展開などが必要です。

しかしセールスライティングの型を使い、指定された構成通りに情報を展開すると、読み手に自然と「購入」「申し込み」といった行動をさせることができるようになります。

セールスライティングの型を知ることができれば、誰でも集客や売上が伸びるようなライティングができるようになるのです。

今回はセールスライティングの型の一つ「PASTOR(パスタ―)フォーミュラ」について解説します。

PASTORフォーミュラとは

PASTORフォーミュラは、悩みを解決できるような商品を訴求したいときにおすすめのセールスライティングです。

相手の悩みに訴えかけるため、顧客はあなたのことを「商品を買わせたい人」ではなく「悩みを解決できる人」として認識し、自然と購入や申し込みといった行動をとるようになります。

顧客は文章を読む中で、『商品を購入すれば自分の悩みが解決できる』と理解するため、『手に入れたい』『詳しく知りたい』という欲求がかき立てられるのです。

PASTORフォーミュラは、商品を売り込むのではなく、悩みの解決方法を提示することで、顧客に「購入」や「申し込み」といった行動を起こさせることができる型です。

それでは、PASTORフォーミュラの構成を確認してみましょう。

PASTORフォーミュラ|6つの構成を解説

「PASTORフォーミュラ」は6つのセクションで文章が構成され、「PASTOR」はそれぞれの構成内容を表す単語の頭文字をとったものです。

P:Problem(問題)Person(人物)Pain(痛み)

「こんなお困りごとありませんか?」

まず相手が抱えているであろう悩みや問題を投げかけ、読み手に”これは自分が抱えている悩みのことだ”と気付いてもらいます。

商品を押し出すのではなく、読み手の悩みや問題にフォーカスして投げかけるのがポイントです。

そのためにも、ターゲットの悩みや問題をしっかりと把握し言語化しておくことも重要となります

はじめの問いかけによって、読み手自身が抱えている問題を認識して『私のことだ』と注意を引けるような文章を書いてみましょう。

A:Aspiration(憧れ・共感)Amplify(増幅)

悩みに対して共感したり、悩みを増幅することで、読み手の関心を更に深めることが目的です。

たとえば「わたしもかつては同じ悩みを抱えていました」と、相手の悩みに理解を示し、更に解決できたことをアピールします。

これによって『悩みを理解してくれて、さらに解決できる』と思わせ興味を引くのです。

また「その悩みをそのままにすると、さらに大きな問題をかかえることになります」という具合に、問題を解決できない事で発生するマイナスの事態について伝えます。

こうすることで『悩みを解決しなければ大変なことになる』と思わせ、文章の続きを読んでもらうことができます。

このセクションでは、はじめの【P】で興味を引いた相手に対して、さらに興味を深め文章を読み進めてもらうのがポイントで、文章を読み進めることで「悩みが解決できる」ことを感じさせます。

S:Story(物語)Solution(解決策)System(システム)

悩みを解決した流れをストーリー形式で伝え、解決策までを提示します。

人はストーリー形式で伝えることで、より具体的でイメージしやすくなり理解が深まるのです。

またストーリー形式は感情移入がしやすくなるため、こちらが提示する情報に対して共感を得られやすくなります。

ストーリーはリアルであればあるほど、共感を得られ、信頼性も増すためここでは事実に基づいた内容にしましょう。

そして悩みを解決できる方法となる解決策を提示していきます。

この時も、解決策の強みやメリットを伝えるのではなく、解決策を実行することによって得られる理想の未来を想像できる形で伝えましょう。

具体的な数字や、成果を伝えられると効果的です。

T:Testimony(証言)Transformation(変身)

解決策によってどのような成果が出たのか、実際の証言として紹介します。

証言(実績)を提示することで、こちらに対する信頼度が高まるため、なるべく記載ことをおすすめします。

O:Offer(オファー)

ここまで展開して、はじめて商品を紹介します。

P→A→S→Tの流れを経ている顧客は、いま認識している悩みを解決したくてたまらない状態です。

悩みを解決できる商品や具体的に解決できる方法が気になっています。

購入や申し込みといった行動につながるように、商品について具体的にかつ丁寧に説明していきましょう。

R:Respons(行動・応答)

最後に顧客が実際に行動できるよう、購入や申し込みを後押しするメッセージを伝えます。

申し込んでくださいとお願いするのではなく、『今申し込まないともったいない・後悔する』と思わせるのがポイントです。

  • 無料トライアル
  • 明日まで半額キャンペーン
  • 残席わずか

など、行動しなければ後悔すると思わせるのが狙いですので、そういった心理を刺激するワード選びをしていきましょう。

欲求を刺激するワード選びをするうえでGDTの法則という知識は非常に役立ちます。

こちらで詳しく解説してありますのでご覧ください。

使いすぎ注意!人の心が動く9つの欲求をくすぐるワード選び/GDTの法則申し込みを増やすためには、欲求を刺激するワードを理解することです。人には刺激されると、つい行動してしまう欲求があります。今回はGDTの法則を理解し、身に付けることで、欲求を刺激するワードを選び文を作成することができ、人の心を動かし、行動させられるようになります。...

例文!PASTORフォーミュラ

PASTORフォーミュラの要素についてお伝えしましたが、さらに理解を深め、身につけるために例文を見ながらおさらいしていきましょう。

資産運用の個別コンサルティングを提供するという設定で、PASTORフォーミュラで構成されたセールスレターを読んでみましょう。

P:問題 「将来のお金」について不安を感じていませんか?
老後資金や教育資金など、人生の様々な場面で必要になるお金。でも、貯金だけでは思うように準備できないのが現実です。
A:共感・増幅 このまま何もしないでいると、将来、お金で困ることになるかもしれません。
物価は上がり続け、年金だけでは生活が苦しくなる可能性も。老後の前に子供の教育費用で苦労する方もどんどん増えていきます。
S:物語・解決策 そんな不安を抱えるあなたに、私がお手伝いします。
私は、長年金融機関で資産運用のアドバイスに携わってきました。その経験を活かし、お客様一人ひとりに合わせた資産運用のコンサルティングを提供、これまで800名以上の方をサポートさせていただきました。あなたの目標に合わせた運用プランをご提案し、定期的な面談で運用状況を確認しながら、安心して資産形成を進められるようサポートします。
T:証言 「アドバイザーの方が親身になって相談に乗ってくれるので、安心して任せられます」
「少額からでも始められたので、無理なく続けられています」
と、サポートを受けたお客様からは喜びの声をいただいています。
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まとめ

PASTORフォーミュラを理解し使えるようになると、Webビジネスで売上や集客を上げることができるようになります。

商品や情報があふれる現代において、人の目にとまり興味を獲得することは難しいことではありますが、とても重要なことです。

PASTORフォーミュラは人の行動心理や分かりやすい論理展開がつまったラインティング手法ですので、ぜひ今日から実践してみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。