新しい事への挑戦やスキルを習得したいと思い頑張ってはみたものの、仕事や家事、育児が忙しく、勉強時間が十分に確保できなかったり、自分にしわ寄せがきて苦しくなったりしていませんか?
・フルタイムで働きつつ勉強時間を確保したい
・勉強を始めたら寝不足続きで体調が悪い
・思うように勉強ができず、いやになる
忙しいワーママが勉強時間を確保するためには、勉強に使える時間を認識し、使い方を決めておくことがポイントとなります。
というのも、当たり前ですが1日24時間と決まっており、勉強のために時間を増やすことはできないからです。
また勉強時間を確保したいからと、睡眠や休憩時間を削ったり、無理をしたくても体力的には厳しく、そもそも自身の健康を損なっては意味がありません。
ワーママが勉強時間を確保するためには、1日24時間を効率よく使うことが重要となります。
本記事では、忙しいワーママのために、可能な範囲で無理なく勉強時間を確保するための5つのポイントをご紹介します。
ワーママが勉強できる4つの時間
ワーママが勉強できる時間は、4つあります。
ワーママが勉強できる4つの時間
①子どもが寝ている時間
②通勤時間
③家事育児をしながら時間
④スキマ時間
①子どもが寝ている時間
自分に集中できるため、最も勉強がはかどる時間です。
②通勤時間
勤務スタイルにもよりますが、通勤時間も子どもから離れ自分に集中できる時間です。
この時間を勉強時間にあてることができれば、まとまった勉強時間を確保できます。
③家事育児をしながら時間
集中力は欠けますが、じっくり座って勉強する時間を確保しにくいワーママにとっては、ながら時間も大切な勉強時間です。
④スキマ時間
5分10分と短い時間にはなりますが、家事や育児の合間に発生するスキマ時間も、学習にあてることができます。
まずは1日の内、①~④の各時間がどれくらいあり、どういった勉強スタイルが可能なのか確認しておきましょう。
ワーママが平日に勉強時間を確保する5つのポイント
ポイント1:いつ・どれくらい・どんな勉強をするのか決めておく
先にお伝えしたとおり、ワーママが勉強できる時間は4つあります。
①子どもが寝ている時間
②通勤時間
③家事育児をしながら時間
④スキマ時間
時間ごとにどういった勉強をするのか、あらかじめ決めておきましょう。
たとえば、
①子どもが寝ている時間
PC作業やノートに書くといったアウトプットをする
②通勤時間
本を読む
③家事育児をしながら時間
講義動画を耳で聴く
④スキマ時間
10分確保できるときは、本を読む。それ以下なら好きなことに使う。
あらかじめ時間の使い方を決めておくことで、悩まず効率よく時間を勉強に使うことができます。
また4つの時間には、PC作業やノートに書くといった勉強ができない場合もあります。
自身が勉強したい内容によって、勉強スタイルは異なりますので、それぞれの勉強方法に合った時間の使い方を決めておきましょう。
ポイント2:朝/夜活でまとまった勉強時間を確保する
やはり子どもが寝ている時間は、ワーママにとって最も勉強に集中できる時間ではないでしょうか。
子どもが寝ている間に勉強するためにおすすめなのは、朝活または夜活です。
ここでまとまった勉強時間が確保できると、精神的にも安心できます。
子どもの寝かし付けをしてから1~2時間頑張っても良いですし、子どもと一緒に寝てしまい翌朝早起きして勉強するのも良いと思います。
一番は自分に合う時間・スタイルで勉強を行うことです。
インターネットでこの手の記事を検索すると、朝活をおすすめされることが多いと思いますが、筆者はどちらでも良いと考えています。
というのも、人によって朝と夜どちらが集中できるのか異なるからです。
朝活と夜活どちらが向いているかは実際にトライしてみるのが一番良いのですが、最近では「クロノタイプ診断」という自分の体内時計に合う活動時間を簡易診断することもできるので参考にしてみてください。
ポイント3:通勤時間を勉強時間にする
通勤スタイルによりますが、通勤時間は動画講座の視聴や本を読むといった勉強が可能です。
仮に片道30分電車に乗っている場合、1日往復で1時間も勉強時間として確保できます。
また通勤中は子どもと離れ自分1人の時間となるため、集中もできます。
さらに乗車時間という限られた時間でしか勉強ができないため、通常よりも集中力が増します。
通勤時間は、集中できる勉強時間として確保することができるため、通勤時間がある方はぜひ活用してみてください。
ポイント4:家事育児をしながら勉強をする
作業しながらの学習となるため、集中力は落ちますが、少しでも勉強していたいという方にはおすすめです。
両手を使って本を読んだり、画面をずっとみていなければならない講義だと難しいので、耳だけで聞けるタイプの勉強に適しています。
洗い物をしながら、洗濯物をたたみながら、掃除をしながら、寝かし付けをしながら、耳と頭は勉強モードにしてみてください。
注意事項としては、勉強に気を取られすぎると家事の効率が落ちてしまい、余計に家事にかける時間が増えてしまうという点です。
家事に時間がかかり、寝る時間が遅くなり朝活・夜活に影響が出ては、もともこもありません。
洗い物をする間だけ、服をたたむ間だけとルールを決めて取り掛かるのがおすすめです。
ポイント5:無駄な時間を排除する
ここでいう無駄な時間とは、勉強とは関係のない時間のことです。
どんなに勉強への意欲があっても、こんな経験ありませんか?
・テレビが点いていたため、ついドラマを最後まで見てしまった
・スマホで調べごとをするはずが気付いたらSNSを30分以上眺めていた
恐らく誰もが思い当たるのではないでしょうか。
しかし、この30分~1時間が勉強をしたいワーママにとって、とても貴重な時間なんです。
物理的に無駄な時間を排除できる環境を、自分自身で作ることがポイントです。
たとえば、テレビは点けない(リモコンをしまったり、電源を抜く)、スマホのメニューからアプリを消すなどすぐに対策可能なはずです。
(ちなみに筆者の家庭では、テレビは子供番組しか点けません。)
勉強を頑張ると決めた期間だけでも、勉強に繋がらない時間を排除していきましょう。
【実例】ワーママ平日のタイムスケジュール
朝活をしている3歳児ワーママ平日のタイムスケジュールをご紹介します。
(ちなみに筆者もクロノタイプ・クマ型で朝活を導入しています)
【実例】朝活ワーママの平日タイムスケジュール
05:00 起床・勉強①
06:15 自分の支度・朝食準備
07:00 家族起床・朝食・家族の支度
08:00 保育園登園・通勤時間(勉強②)
09:00-17:30 仕事
17:30 通勤時間(勉強③)・保育園お迎え
18:30 帰宅・夕飯準備
19:15 夕飯・子どもと遊ぶ・お風呂・家事(勉強④)
21:30 寝かし付け・自分も就寝
合計勉強時間:2時間30分
[内訳]
勉強①:起床してすぐ最も集中して勉強ができるためPCやノートを開いて勉強=1時間
勉強②③:通勤時間はスマホで講義動画や本で勉強=30分×2
勉強④:家事をしながら耳でインプット=合計30分
夜は子どもと寝るため、朝活していてもたっぷり7時間睡眠が確保できます。
また朝活にて1時間勉強時間ができたことで、精神的にも余裕が生まれます。
朝から昼にかけて集中して活動できるという方は、夜遅くの勉強は避けて、朝活することをおすすめです。
ワーママが勉強時間を確保できない時に気を付ける3つのこと
少しでも勉強時間を確保出来たら自分を褒める
どんなに工夫しても勉強時間が確保できないことはあります。
そして勉強できない事実が重なると、苛立ちや焦り、自分自身を責めて自己嫌悪陥ってしまうかもしれません。
そうならないために、日頃から勉強時間を確保できる自分を褒めてあげましょう。
5分でも10分でも、1日に少しでも勉強時間を確保できたら褒めてください。
人はつい、「できない事」ばかりに目を向けてしまい、「できていること」に気付かない生き物です。
家族やサービスに頼る
自分1人で頑張りすぎず、家事育児を家族や有料サービスに頼ることもしてください。
食事も毎回手作りしなくたって大丈夫です。
宅配サービスやスーパーのお惣菜を利用したり、便利家電を使って家事の時間を短縮したり、家事代行サービスを使ったりなど方法はたくさんありますので試してみてください。
勉強をお休みする
時には、勉強をお休みすることも大切です。
ワーママは自分のこと以外にも子供のこと、家族のこと、沢山のことに気を遣っています。
一番は心身の健康ですので、無理しすぎず頑張りすぎず、自分で決めた目標にむかって勉強していきましょう。
まとめ
ワーママが勉強時間を確保するためには、まず1日の中で勉強に使える時間を確認することからはじめましょう。
やみくもに勉強時間を確保するのではなく、どの時間にどんな勉強をするのかしっかり確認してみてください。
決し焦って、自分の睡眠時間を削ったり、休憩時間を削ったりすることなく、時間の使い方を変えていきましょう。
また、無理なく勉強を続けるコツは「勉強を習慣化」することです。
頭で考えたり自信を奮い立たせることなく、自然と身体が勉強時間を確保して勉強できるようになります。
習慣化のコツは、こちらの記事で詳しく解説していますのでぜひ参考にしてください。
本記事を通して少しでも、新しい事へ挑戦したり、スキル習得のために頑張るワーママの助けになれれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!